ベビースリングのいろいろな抱き方

ベビースリングのいろいろな抱き方

ベビースリングにはいろいろな抱き方があります。
基本は「横抱き」です。

 

横抱きは肩パッドの反対側に赤ちゃんの頭が来るよう、ゆりかごのような形に抱く方法のことです。
首から足までがベビースリングの中にすっぽりとおさまり、かつママのお腹の中にいるような丸まった状態でいられるので、赤ちゃんがとても安心する抱き方です。

 

同じような形ですが、肩パッドの側に赤ちゃんの頭が来るように抱く方法は「バナナ抱き」と言われます。

 

新生児には「コアラ抱き」がおすすめです。
赤ちゃんを立てて抱き、股関節を十分開かせて、ベビースリングに入っている状態です。
この時、赤ちゃんはママの上腕部に体を預けているような形になります。

 

新生児は股関節脱臼しやすいので、ベビースリングの使い方には注意が必要です。
できれば、スリング講習会等に参加して使い方を確認しておくと良いでしょう。

 

他にも首が座ってからは「寄り添い抱き」「腰抱き」「カンガルー抱き」「おんぶ」等があります。
いくつも抱き方をマスターしなくても、赤ちゃんがおとなしくいてくれる、あるいは気持ちよさそうに眠ってくれる抱き方を2、3知っていれば十分でしょう。